夫の海外赴任が決まったら?渡航前にやるべき4ステップ【完全ガイド】

海外渡航の準備をする女性の画像 海外渡航ガイド

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旦那さんから「海外赴任が決まった」と聞いた瞬間、驚きと同時に不安で胸がいっぱいになりますよね。

でも、それを乗り越えて帯同を決めたなら、次はポジティブに渡航の準備を進めましょう。

この記事では、海外赴任に帯同する方が「なにから始めればいいの?」と迷わないように、出発前にやるべき準備の流れをステップごとに解説します。

この記事が向いている人
✅旦那さんの海外赴任が決まった人
✅海外赴任に帯同するため準備が必要な人
✅海外赴任の持ち物や語学学習について知りたい人

駐妻予定の方のための、海外渡航準備の全体像から詳細まで網羅した完全ガイドです
読み終わる頃には「出発までにやること」がスッキリ整理できているはずですよ。

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旦那さんの海外赴任が決まったとき、うれしさよりも「これからどうなるんだろう…」という不安のほうが大きいかもしれません。

わたし自身、海外赴任の準備中は心配でいっぱいでした。でも、現地に行ってみると意外となんとかなるもの。やるべき準備を順番に進めれば、気持ちも整理されて前向きに出発できます

ハルチコ
ハルチコ

私は駐在帯同ではなく海外転職で渡航しましたが、準備のときの不安や戸惑いはきっと同じです。だからこそ「渡航前に知っておきたかった!」情報をこの記事にまとめました

ここからは、出発前に押さえておきたい準備の流れをステップごとに紹介します。

海外赴任に帯同する場合、出発前にやるべきことはたくさんあります。
「何から始めればいいのか分からない…」と迷いやすいですが、準備には順序があります。全体像を押さえて、効率よく段取りを進めましょう。

「海外赴任前にすべき4ステップ」見出し画像

旦那さんの海外赴任に帯同すると決めたら、まず取りかかるべきは 情報の整理とスケジュールの確認 です

最初に、次の項目を確認しましょう。

  • 赴任時期や滞在期間を確認
  • 勤務先からのサポート範囲(住居、保険、渡航手続きなど)を把握
  • 家族で帯同するのか、一時的に単身赴任になるのかを話し合う

この「全体像の把握」が最初にできていれば、その後の 手続き・持ち物・語学学習 を効率的に進められます。

詳しい準備の流れは、次の【4つのステップ】で解説します。

海外渡航前に必要な準備は、大きく分けて4つのステップに整理できます。
まずは全体の流れをつかんで、必要に応じて自分の状況に合わせて取り組みましょう。

「すぐに語学を始める」「持ち物は少しずつ買いそろえる」など、柔軟に進めても問題ありません。

  1. 手続き編
    パスポート・ビザ・住民票・保険など、渡航前に必ず済ませておきたい手続きです。
    → 概要は【手続き編(渡航前に必須)】の記事で確認できます。
  2. 持ち物チェック編
    現地生活で必要なもの、家族で揃えておくと便利なアイテムをまとめています。
    → 概要は【持ち物チェック編】の記事で確認できます。
  3. 語学学習編
    現地でスムーズに生活するために、最低限押さえておきたい語学学習のポイントです。
    → 概要は【語学学習編】の記事で確認できます。
  4. 現地生活準備編
    住居探し、銀行口座、生活インフラの整え方など、到着後すぐに役立つ情報を紹介しています。
    → 概要は【現地生活準備編】の記事で確認できます。

海外赴任の準備でまず大切なのが、帯同前に済ませておく各種手続きです。出発直前に慌てないためにも、余裕を持って早めに着手しましょう

本人の赴任手続きは会社がサポートしてくれますが、引っ越し準備や子どもの学校の決定まではフォローしてくれません。負担が自分ひとりに偏らないよう、旦那さんとも役割を分担して進めるのがポイントです。

「ステップ1|手続き編」見出し画像

「夫の海外赴任決まったけれど、何から手をつけるべき?」と悩む方のために、日本側で必要な手続きをリスト化しました。

行政関連

  • 住民票を残す/抜く(1年以上の海外赴任なら「海外転出届」提出で基本的に住民票を抜く)
  • 海外転出届(市区町村役場)
  • 国民健康保険 → 海外転出届を出すと脱退扱い
  • 国民年金 → 任意加入 or 脱退
  • 住民税 → 前年の所得分は支払いが必要
  • マイナンバーカード → 海外転出届提出時に返納。ただし国外継続利用の手続きもできる

1年以上の海外赴任の場合、出国する14日~当日までのあいだに「海外転出届」を出す必要があります。

金融関連

  • 銀行口座の利用可否確認(海外アクセス制限の有無)
  • クレジットカードの国際ブランド確認(VISA / Master推奨)
  • 外貨口座・国際キャッシュカードを作るか検討
  • 税金や光熱費の引き落とし口座を残す

海外での支払いに便利なクレジットカードは、VISAかMasterが安心。エポスカードや三井住友ゴールドカードが海外では使いやすいです。

医療関連

  • 健康診断(大人・子ども)
  • 必要な予防接種(国によって必須ワクチンが異なる)
  • 母子手帳の英訳があるとよい国あり
  • 常備薬・処方薬をまとめて持参(英文診断書があると安心)

持病のある方は、渡航前に医師へ相談し、数か月分の薬を処方してもらうか、現地で同等薬が入手できるか確認しておきましょう。

子ども関連

  • 日本の学校の「在学証明書」「成績証明書」を準備(英訳が必要な場合あり)
  • インターナショナルスクール/日本人学校の入学申込・面接
  • 必要書類(戸籍謄本・成績表・推薦状など国や学校で違う)の取得
  • 学校が決まらない場合は仮登録を先にしておく

どの学校にするか、すぐに決まらなくても大丈夫。まずは問い合わせて、空き状況や必要書類を確認してみましょう。日本人学校なら日本語対応も多いので安心です。

インターナショナルスクールの場合は、公式サイトの「Admissions(入学案内)」の問い合わせフォーム・メールから英文で連絡を取れます。

その他

  • パスポート残存期間チェック(最低6か月以上必要な国あり)
  • ビザ申請書類(戸籍謄本、婚姻証明書、子の出生証明など)
  • 海外引っ越し業者の手配や船便/航空便の仕分け
  • 賃貸物件の解約
  • 電気、水道、ガスの停止手続き
  • ペットがいる場合は検疫・輸出入許可

【持ち家の場合】3年程度の赴任なら、空き家管理サービスを利用する or 定期借家契約で貸し出す のが安心です。「帰国後すぐに戻りたい」か「収益を重視するか」で決めると良いです。

赴任地へ引っ越したあと、現地で必要な手続きをまとめました。

ハルチコ
ハルチコ

わたしの場合、会社が用意してくれていた家には家具も食器もそろい、ベッドメイクもされていたので到着初日から住めました
なんと、グランドピアノがあったのは驚きです!

役所・在外公館関連

  • 在留届を大使館/領事館に提出(ネット可:外務省ORRネット)
  • ビザの現地受け取り/更新手続き
  • 現地での住民登録(必要な国もある)

ビザや住民登録は会社が代行してくれることが多いですが、家族分は本人の同行や書類準備が必要なケースもあります。どこまで会社がサポートしてくれるか、事前に確認しておきましょう。

生活基盤関連

  • 銀行口座の開設(給与振込・家賃支払い用)
  • 現地SIMカード/通信契約
  • 光熱費(電気・ガス・水道)の契約
  • 家探し(会社が用意する場合も多い)
  • 日用品の購入

銀行口座の開設は、会社がサポートしてくれる場合がほとんどです。一方、通信契約は自分で手続しなければならない可能性が高いです。

日本のスマホを休止・停止してもよいですが、すぐに解約しないで格安プランで維持しておくと、銀行や役所のSMS認証で役立ちます。海外赴任直後は「日本のスマホ+国際ローミングまたは空港SIM」でつないで、落ち着いたら経済的な現地契約に切り替えると安心です。

子ども関連

  • 学校への正式入学手続き(健康診断書・予防接種記録の提出)
  • 学校バスや給食などの申込
  • 現地語の補習やチューター探し

渡航後はすぐ学校に連絡し、必要書類や面接日程を確認。特に現地校は席が埋まりやすいので早めの行動が安心です。

医療関連

  • 緊急時の連絡先(救急・日本語通訳のある病院)を控えておく
  • 病院の確認(現地のかかりつけ医を決める)
  • 海外旅行保険・駐在員保険のカード提示方法確認

Q. 住民票はどうすればいい?
A. 1年以上海外に住む場合は「海外転出届」を提出して住民票を抜くのが一般的です。残す場合は国民健康保険・住民税の支払いが継続します。

Q. 税金は日本で払う必要がある?
A. 前年分の住民税は必ず支払う必要があります。転出後の住民税・所得税は、勤務先や税務署と相談してください。

Q. ビザの手続きは会社がやってくれる?
A. 駐在員の場合、会社が主導してくれることが多いですが、家族分の必要書類(戸籍謄本・結婚証明・子どもの出生証明など)は自分で準備する必要があります。

Q. 子どもの学校はどうやって決める?
A. 日本人学校・インターナショナルスクールなど選択肢があります。事前に在学証明や成績証明を提出し、仮登録をしておくとスムーズです。

Q. 国民健康保険や年金はどうなる?
A. 住民票を抜くと国保は脱退扱い。年金は任意加入か、厚生年金の海外転勤扱いで継続になることもあります。

Q. 現地に着いたらまず何をすればいい?
A. 大使館への在留届提出が必須です。その後は銀行口座開設、住居契約、学校入学手続き、病院登録など生活基盤を整えましょう。

海外での生活をスムーズにするためには、持ち物の準備が重要です。
ここでは、荷造りの基本と必須アイテム、家族全員分のチェックポイントをまとめました。

海外渡航「ステップ2|持ち物チェック編」見出し画像

家族帯同、さらに現地で日本の日用品・食品の調達が難しい場合は、どうしても荷物が多くなります。

特に渡航直後は買い物にも慣れていないため、日本から持参しておくと安心です

ハルチコ
ハルチコ

私は単身で中国赴任しました。食器も家電もそろっていたので、持ち物はスーツケースと機内持ち込みの荷物だけ。日本食材の店も近くにあり、それで何とかなりました。
でも家族帯同だと状況は全く違います!

スーツケースの基本ポイント

  • 航空会社の重量制限を事前に確認
  • 使用頻度で分ける:機内持ち込み・スーツケース・緊急手荷物
  • 衣類は圧縮袋や小分けバッグで整理すると便利

■必須アイテム(現地生活開始時に最低限必要)

  • 衛生用品:シャンプー・リンス、歯磨きグッズ、常備薬
  • 食器・キッチン用品:お茶碗・お椀・小皿、フライ返し、お玉
  • 衣類:下着・靴下・寝間着・外出着
  • 文房具:鉛筆、消しゴム、のり

現地で同じものが手に入りにくい常備薬や、子供の上履き・筆記用具は忘れやすいです。また、社宅の場合、キッチン用品や家電つきの場合も。確認しておくと、荷物を選らせます。

■あると便利なもの(慣れてからでもOK)

  • 衛生用品:ボディクリーム、化粧水・乳液、生理用品のストック
  • 食器・キッチン用品:卵焼き用フライパン、炊飯用鍋、スライサー
  • 食品:だし、ふりかけ、味噌、調味料
  • 掃除用品:クエン酸、研磨スポンジ、食器用スポンジ
ハルチコ
ハルチコ

最初は“絶対必要なもの”を優先。余裕があれば“あると便利なもの”も詰めましょう。船便や航空便を使うと、意外とたくさん運べます!

帯同生活で最初にぶつかる壁は「言葉」です。スーパーや学校、役所の手続きなど、ちょっとした会話ができるだけで生活はグッと楽になります。

ここでは、海外赴任前後にできる語学学習の方法をご紹介します。

海外渡航「ステップ3|語学学習編」見出し画像

渡航前からオンラインで学習すると、到着後すぐに生活に対応できます。
わたしが実際に試して、使いやすい!いいな!と思ったオンライン語学サービスを紹介します

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英語以外に中国語・ドイツ語・フランス語・ポーランド語など50言語以上に対応。現地在住の先生なので、赴任後も引き続き学べます。赴任先の現地情報を教えてもらうのもいいですね!

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帯同生活でまず困るのが「ちょっとした日常会話」です。
深い文法や長文よりも、とにかく即使えるフレーズを優先するのがコツです

英語の基本フレーズ(スーパーや外出時)

  • Do you need a bag? → 「袋は要りますか?」
  • Could you stop here, please? → 「ここで止めてください」
  • My child has a fever. → 「子どもが熱を出しました」

他のフレーズが知りたい方は、こちらの記事もどうぞ!

中国語の基本フレーズ(買い物や学校で)

  • 这个多少钱? Zhège duōshao qián? → 「これはいくらですか?」
  • 请在这里停。 Qǐng zài zhèlǐ tíng. → 「ここで止めてください」
  • 孩子发烧了。 Háizi fāshāo le. → 「子どもが熱を出しました」
ハルチコ
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中国で最初に覚えたのは、タクシー用語でした。
「右に曲がる」yòu guǎi(右拐)
「左に曲がる」zuǒ guǎi(左拐)
「Uターン」diàotóu(掉头)
これがあれば道に迷っても安心でした!

旦那さんの海外赴任に帯同して現地に着いたら、駐妻には家族の生活をスムーズに回す役割があります。到着後すぐに動くべきことの目安をまとめました。

海外渡航「ステップ4|現地生活準備編」見出し画像
  • 住居の確認・生活必需品の整理
  • 日本スマホの確認+空港SIMや国際ローミングで通信確保
  • 緊急時連絡先の控え作成(救急、病院、日本語対応可)
  • 銀行口座開設(給与振込・家賃支払い用)
  • 光熱費(電気・水道・ガス)の契約
  • 現地SIMカード/通信契約(会社サポートは少ない)
  • 学校への連絡(入学手続き・必要書類確認)
  • 医療機関の確認(かかりつけ医・保険の提示方法)
  • 子どもの入学手続き完了(健康診断書・予防接種記録の提出)
  • 学校バスや給食などの申し込み
  • 必要に応じて補習・チューター手配
  • 家の設備や家具の不足をチェックして購入
  • 現地の生活リズムに慣れる
  • 日用品や食材の調達ルートを確立
  • 余裕があれば現地で楽しめる場所や体験をリストアップ

KKdayハローアクティビティなら、アクティビティやチケット予約が日本語対応でしやすく、現地在住者のちょっとした旅行や観光に便利です。

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この頃になると生活に慣れてくるので、アクティビティや旅行の計画を立てるのもいいですね!せっかくなので、現地在住でしかできないことをたくさん楽しみましょう!

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ここまで渡航準備について解説してきましたが、モレがないように準備したい方のために、到着前・到着後に分けた駐妻向け渡航準備チェックリストを用意しました。必要な準備を一つひとつ確認して、不安を解消していきましょう!

渡航準備チェックリストの見出し画像

【出発前に確認すること】

  • パスポートの有効期限
  • ビザ申請(必要な場合)
  • 海外旅行保険/駐在員保険の加入
  • 予防接種の確認
  • 航空券・宿泊先・空港送迎の手配
  • 国際運転免許証(必要なら)
  • クレジットカード・現地通貨の準備
  • 荷物:衣類、常備薬、電子機器、変換プラグ
  • 日本での住民票・税金関連の手続き

【到着後すぐにやること】

  • 現地オフィスでの手続き(労働許可証・居住許可証)
  • 住居確認(備品・契約内容・周辺施設)
  • 銀行口座開設
  • SIMカード/Wi-Fi契約
  • 日本の家族への連絡(無事到着報告)

旦那さんの海外赴任に帯同する際は、出発前の行政手続き・医療や子どもの準備、現地での生活立ち上げと順を追って進めれば安心です。大切なのは、早めに全体の流れを把握して分担すること。さらに現地生活で役立つのが語学力です。

現地で英語が通じるなら、役所や病院での不安を減らすためにも、出発前にオンライン英会話で会話に慣れておきましょう。Kimini英会話の無料体験は10日~30日と長くて充実しています。無料体験のあいだに、空港、薬局、ホテルなどでトラブルがあったときのロールプレイができますよ。

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