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海外赴任や帯同が決まったら、スーツケース選びと同じくらい悩むのが「機内持ち込みバッグの中身になにを入れるべきか」。
長時間フライト、入国審査、到着後すぐの移動。
預け荷物が手元に戻るまでの数時間〜半日を、機内持ち込みだけでどう乗り切るかで、初日の安心感は大きく変わります。
私は現地語力ほぼゼロ・長期赴任で海外に渡りましたが、「入れておいて本当によかったもの」と「逆にいらなかったもの」がはっきり分かれました。

この記事で体験ベースでわかること!
・海外赴任の機内持ち込みバッグは何を基準に考えるべきか
・実際に初日を楽にしてくれた必須アイテム
・入れなくてもよかったもの・後悔ポイント
これから海外赴任・帯同予定の方が、「とりあえずこれを入れておけば大丈夫」と思える現実的な持ち物リストになればうれしいです。
海外赴任の機内持ち込みバッグ|荷造り基本の考え方
海外赴任や帯同での渡航では、預け入れスーツケースの中身ばかりに目がいきがちですが、機内持ち込みバッグの役割をどう考えるかで、到着後の楽さが大きく変わります。
ここでは、海外赴任ならではの視点で考える荷造りの基本を整理します。
機内持ち込みは「到着〜初日」を乗り切るためのもの
海外赴任の機内持ち込みバッグは、フライト中の快適さのためだけのものではありません。
本当の役割は、現地に到着してから初日を無事に乗り切ることです。
たとえば、海外到着後は次のような状況がよくあります。
- スーツケースの紛失(ロストバゲージ)
- ホテルや住居に着いたら夜だった
- 現地で買い物に行く余裕がなかった

このほかにも、入国審査に時間がかかったり、長時間フライトで体力を消耗していたりと、到着日は想像以上に余裕がないケースも少なくありません。
そのため最低限の生活と安心を確保できるものを、機内持ち込みバッグに入れておくのがポイントです。
預け荷物と役割を分けるのがコツ
機内持ち込みと預け荷物は、同じ基準で考えないのが大切です。
海外赴任の荷造りでは、役割を分けましょう。
- 機内持ち込み:到着〜初日に「絶対に必要」「なくなると困るもの」
- 預け荷物:現地に着いてから順番に使う生活用品・衣類
とくに注意したいのは次の点です。
- 紛失・遅延すると困るもの
- 初日から使う可能性が高いもの
これらは、必ず機内持ち込みに入れるのがおすすめです。
「万が一スーツケースが届かなくても、今日は何とかなる」状態を作っておくと、海外赴任のスタートがかなり楽になります。
海外赴任で必ず入れておきたい【機内持ち込みバッグの中身】
海外赴任の機内持ち込みバッグには、万が一に備えて確実に手元に必要なものを入れましょう。
特に、ロストバゲージや到着日の遅れなどが起こると、預け荷物が手元に届くまで半日〜数日かかるケースもあります。
ここでは、実体験をもとに「これは機内持ち込みに入れておいて正解だった」と感じたものをお伝えします。
① 絶対に預けてはいけないもの(貴重品・重要書類)
まず大前提として、なくなると取り返しがつかないものは、必ず機内持ち込みに入れます。
代表的なのは次のようなものです。
- パスポート・ビザ関連書類
- 現金・クレジットカード
- スマートフォン・PCなどの電子機器
- 会社・学校から受け取った重要書類
- 眼鏡・コンタクトレンズ
海外赴任では、到着後すぐに身分確認や手続きが必要になる場面もあります。
これらを預け荷物に入れてしまうと、ロストバゲージ時に本当に身動きが取れなくなるため注意が必要です。
② 到着直後に「ないと困る」生活必需品
次に意識したいのが、到着初日を乗り切るための生活必需品です。
わたし自身「今日はもう外に出られない…」状況をイメージして、機内持ち込みを準備しました。
フライト時間や航空会社によっては、歯ブラシやスキンケア用品が機内で支給されます。
一方で、短距離路線や格安航空会社ではアメニティなどが用意されていないケースも多いため、到着後に困らない備えが安心です。
到着日を乗り切るために、入れておくと便利だったものは次のとおりです。
- 薬(常備薬・酔い止め・頭痛薬など)、生理用品
- 1日分の着替え(下着・Tシャツなど)
※以前は不要だと思っていましたが、悪天候による欠航で一晩足止めされた経験から、「あれば安心だった」と感じました - 歯ブラシ・最低限の洗面用品
- スマホ充電器・モバイルバッテリー
※モバイルバッテリーは発火防止のため、スーツケースに入れて預けられません。 - コンタクト用品やスキンケアの最低限セット
海外到着日は想像以上に疲れていて、荷物の整理や買い出しに行く余裕がありませんでした。
「一晩だけでも困らない」ラインを意識して準備すれば、精神的な安心感が違います。
③ フライト・入国審査で役立ったもの
最後は、移動中や入国時に「持っていてよかった」と感じたものです。
必須ではないですが、あるとストレスがかなり減ります。
- ペン(入国カード記入用)
- 小さめのポーチ(書類・パスポート管理用)
- のど飴・マスク・アイマスク
- 乾燥対策のリップクリーム・目薬
- 軽く羽織れる上着やストール
- エコバッグ
特に長時間フライトや乗り継ぎがある場合、「すぐ取り出せる場所にある」だけで快適さが変わります。
機内持ち込みは、移動中〜到着直後までをスムーズにつなぐバッグ。
そう考えると、海外赴任の荷造りも判断しやすくなります。
なお、語学教材をたくさん持ち込む必要はありませんが、「到着直後に最低限のやり取りができる状態」だけは作っておくと安心です。
海外赴任が決まってからでも間に合う語学準備については、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶ 夫の海外赴任、英語力ゼロで大丈夫?困るシーンと帯同前の語学準備5選
これは入れなくてもよかったもの/後悔したもの
機内持ち込みは安心のために入れすぎると、重くなりがちです。
実際に海外赴任を経験して、「これはいらなかった」「入れたけれど使わなかった」と感じたものもありました。
① フライト中にほとんど使わなかったもの
- 厚手の本・雑誌
- PC(短時間移動だったため)
- 多すぎる文房具
「時間があるはず」と思って入れたものほど、実際は使いませんでした。
長時間フライトでも、疲れて寝てしまうほうが多かったです。
② 機内サービスや現地で代替できたもの
- アイマスク・ブランケット(機内で配布)
- 水・飲み物(保安検査後に購入可)
- すぐ買える日用品
航空会社や路線によって差があるため、事前確認がおすすめです。
多めの着替えやフルセットの洗面用品、タオル類など、つい不安で入れすぎてしまいがちです。
でも実際に必要だったのは、「最初の一晩」を乗り切るための最低限だけでした。
機内持ち込みバッグのサイズ・種類はどうする?
海外赴任の機内持ち込みバッグは、「とりあえず持てれば何でもいい」ものではありません。
フライト時間や移動の多さ、到着後の動線を考えると、サイズや形によって使いやすさは大きく変わります。
スーツケース?リュック?トート?
機内持ち込みバッグとしてよく選ばれるのが、スーツケース・リュック・トートバッグの3タイプです。
それぞれに向いている人・使いやすい場面が違うため、特徴を整理してみましょう。
迷うならこれ:機内持ち込み用スーツケース
海外赴任の機内持ち込みバッグは、種類が多く迷いがちです。
ですが「初日を安全に乗り切る」視点で考えると、向いている形はある程度絞れます。
結論からいうと、海外赴任で迷うなら、機内持ち込みサイズのスーツケースを選んでおくと、次の理由から失敗しにくいです。
- 荷物をまとめて管理しやすい
- ロストバゲージ時も最低限の生活用品を守れる
- 長時間の移動でも体力を消耗しにくい

でも、人によってベストは違います。次から、バッグ別に向いている人を整理しますね。
機内持ち込み用スーツケースが向いている人
- 荷物をまとめて管理したい
- 精密機器や壊れやすい物を持ち運ぶ
- 空港内の移動がメインで、持ち上げる場面が少ない
小型のスーツケースは安定感があり、中身を守りやすいのがメリットです。
一方で、階段や段差、現地での細かい移動が多い場合は扱いづらさを感じることもあります。
サイズ感や選び方をもう少し詳しく知りたい場合は、
👉 海外赴任帯同のスーツケース選び|家族で使いやすいサイズ・機能&おすすめ5選で解説しています。
リュックが向いている人
- 両手を空けて移動したい
- 乗り継ぎや徒歩移動が多い
- 到着後、そのまま街中を移動する可能性がある
リュックは行動の自由度が高く、初日の移動が多い海外赴任と相性が良い選択肢です。
PCや書類を入れる場合は、クッション性や防犯性もチェックしておくと安心です。
トートバッグが向いている人
- 荷物が少なめで、短時間フライト
- すでにサブバッグとして使う前提
- リュックやスーツケースと併用する
トートバッグは取り出しやすく、機内で使うもの専用には便利です。
ただし、荷物が増えると肩に負担がかかりやすいため、単体使用は最小限がおすすめです。
キャスター付きリュックキャリーという選択肢もある
実は、帰国時に「キャスター付きリュックキャリー」を使った経験があります。
預け入れスーツケース1つ+
機内持ち込み用のリュックキャリー1つ。
実家に帰るまでの移動で、できるだけ手を空けたかったのが理由です。
背負うこともでき、階段や混雑した場所では意外と重宝しました。
ただし、海外赴任の往路や現地での移動を考えると、防犯面・耐久性の点ではスーツケースの方が安心です。背負った状態だと後ろからファスナーに触れられやすく、混雑する空港や都市部では注意が必要だからです。
そのため、キャスター付きリュックは「帰国時」「短期間の移動」「日本国内での乗り換えが多い場合」など、使う場面を限定するのがおすすめです。
出発前にこれだけ確認【ミニチェック】
海外赴任の出発前は、やること・考えることが多くなりがちです。
機内持ち込みバッグについても、「何を入れたか」より「抜けがないか」を出発直前に確認しておくと安心です。
以下は、出発前にさっと見直せるミニチェックリストです。
機内持ち込みバッグ【最終チェック】
- □ パスポート・ビザ・搭乗券(紙/スマホ両方)
- □ 貴重品(財布・クレジットカード・現金)
- □ スマホ・充電器・モバイルバッテリー
※モバイルバッテリーは預け入れ不可 - □ 常備薬・酔い止め・頭痛薬・生理用品
- □ 到着初日に必要な最低限の洗面用品
- □ 1日分の着替え(下着・Tシャツなど)
- □ コンタクト用品・最低限のスキンケア
- □ ボールペン(入国書類記入用)
あれば安心(余裕があれば)
- □ 圧縮袋/エコバッグ(荷物整理用)
- □ マスク・のど飴・乾燥対策グッズ
- □ 軽く羽織れる上着(冷房・トラブル対策)
機内持ち込みは、万全を目指す必要はありません。
「到着初日の一晩を、外に出ずに乗り切れるか」を基準に、現実的な中身を意識すると失敗しにくいです。
飛行機の手荷物でよくある質問Q&A
ここでは、海外赴任の準備中によく出てくる「機内持ち込み手荷物」に関する疑問をQ&A形式でまとめました。
Q:仕事関連の持ち物は必要?
A:必要かどうかは、職種・赴任形態・会社の方針によって大きく異なります。
次のような場合は、仕事関連の持ち物を機内持ち込みに入れておくと安心です。
- ノートPCや社用スマホを自分で管理する場合
- 赴任直後から業務が始まる予定がある
- 契約書や資格証明書など、原本の携行が求められる
- 出張に近い形で赴任するケース
一方で次の場合は、仕事関連の書類を手荷物に入れる必要がありません。
- 現地配属に近い形での赴任
- 業務資料やPCがすべて現地支給
- 赴任初日は生活案内や顔合わせのみ
わたしの場合、日本で採用されて現地に講師として派遣される形だったため、仕事の引き継ぎ資料や重要書類はなく、初日は住居や職場の案内、挨拶のみでした。
そのため仕事関連の持ち物は、手荷物ではなく預け入れのスーツケースに詰めました。
仕事関連の持ち物が必要かどうかは、
「赴任初日に何をする予定か」を基準に考えると判断しやすくなります。
Q:機内持ち込みは何個まで持ち込める?
A: 基本は「1個+身の回り品1個」
- 機内持ち込み手荷物:1個
- 身の回り品(リュック・ハンドバッグなど):1個
※航空会社や路線によって異なるため、最終確認は利用する航空会社の公式情報を確認しましょう。
Q:機内持ち込みの手荷物に入れてはいけないものは?
A:主に次のようなものです。
- 100mlを超える液体物(化粧水・飲み物など)
- はさみ・カッターなどの刃物類
- 工具・スプレー類(種類によっては不可)
- モバイルバッテリーの預け入れ(※持ち込みは可)
※細かなルールは航空会社・国によって異なるため、出発前に利用する航空会社の公式情報を確認しましょう。
Q:家族帯同の場合の手荷物で気をつけることは?
家族帯同の場合は、全員分を完璧に入れようとしないことがポイントです。
機内持ち込みは「最初の一晩を乗り切るための最低限」に絞り、子どもがいる場合は、薬・おやつ・着替え1セットなど「代替がききにくいもの」を優先すると安心です。
まとめ|海外赴任の機内持ち込みは「最初の1日」を基準に
海外赴任の機内持ち込みバッグは、「完璧に準備するため」のものではありません。
大事なのは、現地に着いてから最初の1日(一晩)を、できるだけ楽に乗り切れるかどうか。
到着日は、思っている以上に疲れています。
移動や手続きに時間がかかり、「今日はもう外に出たくない…」「荷物をほどきたくない」気持ちになりやすい。
だからこそ、「もし今日は何もできなかったら?」この目線で持ち物を考えると、自然と必要なものが見えてきます。
不安で詰め込みすぎなくても大丈夫。
最低限の生活と安心があれば、初日はちゃんと乗り切れます。
これから海外赴任や帯同を控えている方が、出発の日を落ち着いた気持ちで迎えられるように願っています。
機内持ち込みの中身が決まったら、次は「どんなスーツケースを使うか」も大切です。
家族帯同・長期滞在を前提にしたサイズや選び方は、こちらでまとめています。

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