中国でGoogleは使えない?海外赴任前に知るべきネット対策【VPN・eSIM】

中国でGoogleが使えなくて困っている男女:出国前に知るべきインターネット対策 海外渡航ガイド

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中国への海外赴任が決まったとき、気になるのがインターネット環境です。

「中国ではGoogleが使えないって本当?」
「LINEで日本の家族と連絡できる?」

このような不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

実際、中国ではインターネット規制により、GoogleやLINE、YouTubeなど日本で当たり前に使っているサービスが利用できないことがあります。
何も準備せずに渡航すると、現地で困ってしまうことも少なくありません。

この記事では、中国赴任前に知っておきたいネット事情と対策を、VPN・eSIMの選び方や2段階認証の注意点など、わかりやすく解説します

ハルチコ
ハルチコ

17年ほど前に上海で単身勤務した経験があります。
当時の体験談も交えながら、最新の中国のネット事情をわかりやすく解説します!

出発前に準備しておくことで、現地でも安心して生活をスタートできますよ。

結論から言うと、中国ではGoogleはそのままでは使えません

中国ではインターネット規制がおこなわれていて、日本で普段使っているGoogleのサービスの多くが利用できないためです。

たとえば、中国では基本的に次のようなGoogleサービスが利用できません。

  • Google検索
  • Gmail
  • Googleマップ
  • Googleドライブ
  • YouTube

これらのサービスは、中国に到着すると突然使えなくなります。

とくに困るのが、現地の地図を調べたい、日本の家族と連絡をとりたい、仕事の資料を確認したいのような場面です
日本では当たり前に使っているサービスなので、現地に到着してから気づくととても不便です。

ただし、事前に対策をしておけば問題なく利用できます
中国赴任が決まったら、出発前にインターネット環境の準備をしましょう。

実際、中国でGoogleやLINEを使うには、主に次の3つの方法があります。

【中国でGoogleやLINEを使う方法】
・VPNを利用する(最もおすすめ)
・海外eSIMを利用する
・国際ローミングを利用する

これらの方法については、後ほど詳しく解説します。
すぐに対策方法を知りたい方は、以下から該当箇所へジャンプできます。
中国でGoogleやLINEを使う方法はこちら

中国でGoogleが使えない理由は、中国政府によるインターネット規制があるためです
この規制は一般的に「グレートファイアウォール(Great Firewall)」と呼ばれています。

この仕組みによって、中国国内から一部の海外サイトへのアクセスが制限されています。

Googleもこの規制の対象となっているため、中国国内からは通常の方法ではアクセスできません。
この規制はGoogleだけでなく、さまざまな海外サービスにも影響しています。

また、中国のインターネット規制は状況によって変わります。
昨日まで使えていたサービスが突然使えなくなることもあるため、事前の準備がとても重要です。

次に、中国で利用できない主なサービスを確認しておきましょう。

中国では、Google以外にも利用できないサービスが多数あります。
日本では当たり前に使っているものばかりなので、事前に確認しておくと安心です。

主なサービスと困るポイントをまとめました。

サービス名困るポイント(影響)
検索Google検索日本語での情報収集がほぼできない
SNSLINE, X(旧Twitter), Instagram日本の家族・友人との連絡が取りにくい
ビジネスGmail, Googleドライブ仕事のメール送受信や資料閲覧ができない
地図・生活Googleマップ現地でのルート検索や場所探しに支障
動画YouTube日本のニュースや動画が視聴できない

これらは日本で日常的に使うサービスばかりですよね。
そのため、中国赴任や長期滞在では、連絡手段や情報収集に大きく影響します。

特に困りやすいのが次のようなケースです。

  • 日本の家族とLINEで連絡できない
  • Googleマップで場所を調べられない
  • Gmailで仕事の連絡ができない

このような状況にならないよう、事前の準備がとても重要です。

さらに最近では、中国のインターネット事情にも変化が出ています

次の章では、赴任家庭が実際に困りやすい「ネットの落とし穴」について、最新事情を含めて解説します。

中国ではGoogleやLINEが使えないのは有名ですが、実際に困るのはそれだけではありません。

「Googleが使えない」と不便なだけでなく、生活の質まで変わってしまいます。
特に海外赴任では、働く本人だけでなく、帯同する家族の生活にも影響が出ることがあります。

元駐在員の経験と最近ののデジタル事情を踏まえ、中国で実際に困りやすい4つの「ネットの落とし穴」を紹介します。

  • 日本の2段階認証(SMS)トラブル
  • 地図と検索の不便さ
  • デジタル孤立
  • 中国生活アプリの決済・認証トラブル

赴任者にとって大きなトラブルの一つが、「日本のサービスの2段階認証が通らない」問題です

最近の日本では、銀行やクレジットカード、証券口座など、多くのサービスでログイン時にSMS(ショートメッセージ)による認証が必要になっています。
ログインのたびに、認証コードが送られてくる仕組みです。

しかし、中国ではこのSMSが届かない、または遅延するケースがあります
一般的に中国の現地SIMでは、日本の電話番号へのSMSがうまく受信できないためです。

その結果、次のようなトラブルが起こる可能性があります。

  • 日本の銀行にログインできない
  • クレジットカードの本人確認ができない
  • Amazonや楽天市場などのネットショッピングで決済ができない

また、行政サービスや各種アプリでもSMS認証が前提になっているものが増えています。
こうしたサービスが使えなくなると、送金や支払い確認ができないこともあります。

この問題は、赴任後に気づくと対処が難しいため、出発前に確認しておきましょう。
出発前にSMS以外の認証方法(認証アプリやバックアップコード)を設定しておけば、現地でのトラブル回避につながります。

中国ではGoogleマップが使えないため、現地での移動や生活に影響が出ることがあります。
またGoogle検索も利用できないため、日本語での最新情報の収集もままなりません。

特に赴任直後は土地勘がないため、スーパーや病院、学校などの場所を調べる際に不便を感じやすいです

LINEやSNSが使えないので、日本の家族や友人との連絡が取りづらくなります
特に赴任初期は、寂しさや孤独感を感じやすいので注意が必要です。

また、お子様が使っている学習アプリや動画サービスが利用できない場合、生活リズムや学習環境にも影響が出やすいでしょう。

中国生活ではAlipayやWeChat Payが広く使われていますが、初期設定やログイン時にSMS認証が必要になることがあります
ネット環境が不安定だと、設定がうまくいかないケースもあります。

また、日本の銀行や各種サービスの2段階認証とも連動するため、ログインできないなどの問題が発生しやすいです。

中国ではGoogleやLINEなどがそのままでは使えませんが、事前に対策をしておけば、現地でも日本とほぼ同じようにインターネットを利用できます

「今の生活が遮断されるかも」と不安に感じる方も多いですが、適切な準備をしておけば過度に心配する必要はありません。

※ただし、中国のインターネット環境は政策や状況によって変わるため、どの方法でも常に安定して使えるとは限りません。

ここでは、中国でGoogleやLINEを使うための主な方法を3つ紹介します。

※海外全体のネット対策を知りたい方はこちら
海外でネットが使えない?VPNとeSIMの選び方【国別対策まとめ】

中国でGoogleやLINEを使う方法として、もっとも一般的でおすすめなのが「VPN」を使う方法です。

VPNを図解したイメージ画像

【VPNとは】
インターネット通信を暗号化し、海外のサーバーを経由して接続する仕組みです。

これにより、中国のインターネット規制の影響を受けず、日本にいるときと同じ感覚でGoogleやLINE、各種SNSを利用できます

特に、安定した通信環境を確保したい方にはVPNがおすすめです。

向いている人
  • パソコンで仕事をする方
  • スマホ・タブレットなど複数の端末を使う方
  • 日本の動画配信サービスやWebサイトを制限なく利用したい方

また、VPNを利用すると通信が暗号化されるため、フリーWi-Fi利用時なども安心してインターネットを使いやすくなります。

ただし、VPNはどれを選んでもよいわけではありません。
無料のVPNはセキュリティ面や通信速度に不安があるため、中国への赴任では有料で信頼性の高いVPNを選ぶことが重要です。

   NordVPNを出発前に設定する /

※設定は数分で完了します。渡航前に済ませておくと安心です。

NordVPNの詳しい解説はこちら(該当箇所にジャンプします)

最近では、海外eSIMを利用してインターネットを使う方法も増えています。
ただし、eSIMだけでGoogleやLINEが確実に使えるとは限らない点には注意が必要です。

【eSIMとは】
スマートフォンに内蔵されたSIM機能を使って、現地の通信回線を利用する仕組みです。

渡航前に日本で設定しておけば、現地に到着してすぐインターネットを使えるのがメリットです。

向いている人
  • まずはスマホで手軽にインターネット環境を整えたい方
  • 操作に不安がある方

物理SIMを入れ替える必要がないため、ご家族のスマホにも設定しやすく、初めての方でも使いやすい点が魅力です。

また、一部のeSIMでは海外サーバーを経由してGoogleやLINEが利用できる場合もありますが、環境によっては利用できなかったり、不安定になるケースもあります。

確実に使いたい場合は、VPNと併用すると安心です。
特に、VPNが不安定になったときの予備回線としても役立ちます

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日本の携帯キャリア(NTTドコモ、au、SoftBankなど)が提供している国際ローミングを利用する方法もあります。

国際ローミングのイメージ画像

【国際ローミングとは】
日本で契約している回線を、そのまま海外でも使える仕組みです。

設定の手間がほとんどなく、現地に到着してすぐインターネットを使えるため、「まずは確実に通信を確保したい」という方にとって安心感があります。

向いている人
  • 設定に不安がある方
  • 到着直後の通信を確保したい方

国際ローミングは違法ではなく、正規の方法です。
GoogleやLINEが利用できるケースも多いですが、接続環境によっては制限を受けることもあります。

ただし、注意したいのが料金です。
海外ローミングは1日あたり数百円〜数千円程度の費用がかかることが多く、長期間利用すると想像以上に高額になる可能性があります

そのため、国際ローミングは「到着直後の数日間」や「トラブル時のバックアップ」に利用し、日常的な利用はVPNやeSIMと組み合わせるのがおすすめです。

今から約17年前、上海で働いていた頃は、今とはまったく違う通信環境でした。
まだLINEはなく、連絡手段は電話が中心
街中で国際電話カードを買って、日本に電話していたのをよく覚えています。

移動もタクシーが主流で、行き先は「〇〇路と〇〇路の交差点」と口頭や筆談で伝えるのが当たり前。
地図アプリも検索もほとんど使わず、「とりあえず行ってみる」で何とかなる時代でした。

ハルチコ
ハルチコ

路上で日本のドラマDVDが売られていて、警察が来るとみんな屋台ごと走って逃げていました!

当時はインターネットに頼らなくても生活できましたが、今はLINEやSNS、オンライン学習など、生活の多くがネット前提になっています。

時代はすごいスピードで進んでいます。
数年前の出張と同じ感覚で「行けばなんとかなる」と考えていると、「家族や友人とLINEで連絡が取れない」「Google検索ができなくて困る」状況になりがちです。

だからこそ、中国へ行く前にネット環境を整えることが、今の時代ではとても重要だと感じています。

ここまで、中国でインターネットが使えないことで起こるトラブルと対策を紹介してきました。
とはいえ、「何から準備すればいいの?」と迷う方も多いはずです。

そこでこの章では、赴任前にやっておきたいネット準備をチェックリストでまとめました。
出発前に確認しておくだけで、現地での不安やトラブルを減らせます。

まずは、出発前に日本で完了させておくべきタスクをまとめました。

信頼できるVPNの契約・インストール
現地で契約しようとするとアクセス制限で対応が難しくなります。必ず日本で契約し、アプリのインストールと接続テストまで済ませておきましょう。

  • 海外eSIM(予備)の購入・準備
    VPNが不調な時の「命綱」になります。複数サービスを用意しておくと安心です。
  • 日本サービスの2段階認証の見直し
    銀行やカード会社の認証をSMSから認証アプリやメール認証に変更できるか確認し、設定を済ませておきましょう。
  • 必要なアプリの事前ダウンロード
    Googleマップ、翻訳、LINEなどは現地でダウンロードできないことがあります。日本で最新版を入れておきましょう。
  • オフラインマップの保存
    Googleマップのオフライン機能で赴任先の地図を保存しておくと、ネットが不安定な時でも安心です。

※Googleマップはオフラインでも利用できますが、中国では地図情報が実際の位置とズレることがあります。現地での移動には、百度地図などの現地地図アプリを併用すると安心です。

VPNは中国でGoogleやLINEを使うための有効な手段ですが、いくつか注意点があります。
次のポイントを押さえておきましょう。

VPN=魔法のツール」ではない

どんなに優秀な有料VPNでも、常に安定して使えるとは限りません。
つながらない時もある」と割り切っておくことが大切です。

「VPNだけに頼らない」が鉄則

VPNが不調な時に備えて、海外eSIMや国際ローミングなど別の通信手段も用意しておきましょう。
複数の手段を持てば、トラブル時も安心して対応できます。

「VPNはむやみにオフにしない」

VPNをオフにすると通常の通信状態に戻り、GoogleやLINEが利用できなくなります。再接続すれば基本的には復旧できますが、ログインや認証で手間取るケースもあるため、慣れないうちは接続したまま使うと安心です。

無料VPNは避ける

無料VPNは通信速度が遅いだけでなく、セキュリティ面でも不安があります。
大切な情報を守るためにも、実績のある有料サービスを選びましょう。

また、中国でのインターネット環境は政策の影響を受けるため、状況が変わる可能性もあります。

中国のインターネット環境について調べていると、「VPNは違法なの?」「通信は遅いの?」など、さまざまな疑問や不安が出てきます。

ここでは、中国赴任前によくある質問をまとめて、分かりやすく解説します。
気になるポイントを事前に解消しておきましょう。

中国でVPNを使うのは違法?

中国ではインターネット規制があり、VPNの利用にもルールがあります。

結論からいうと、個人が一般的な用途でVPNを利用する場合、明確に罰せられた事例は多く報告されていません
ただし、許可されていないVPNサービスは規制対象で、状況によっては取り締まりが強化される可能性もあります。

そのため、中国でVPNを利用する際は、自己責任での利用が前提だと考えておきましょう。

実際には、多くの駐在員や旅行者がVPNを利用しており、現地生活を快適にする手段として広く使われています。

中国ではインターネットは遅い?

中国のインターネット速度は、回線や時間帯によって変わります。

現地のアプリやサイト(中国国内のサービス)は比較的スムーズに使えますが、日本や海外のサービスは遅くなったり、不安定になることがあります。

特にVPN利用時は、海外サーバーを経由するため速度が低下しやすくなります。

そのため、常に遅いわけではありませんが、日本と同じ感覚で使えるとは限りません。

中華圏でGoogleが使える地域はある?

中国本土ではGoogleのサービスは基本的に利用できませんが、中華圏の中でも一部の地域では利用可能です。

たとえば、香港やマカオではインターネット規制が異なるため、GoogleやLINEなどのサービスも通常どおり利用できます。

ただし、中国本土に入ると状況は大きく変わるため、「同じ中華圏だから大丈夫」と考えず、事前に対策をしておきましょう。

17年前、わたしが中国で働いていたころと比べ、中国のインターネット環境は大きく変わってきています。GoogleやLINEが日常生活の一部となっている今、中国でそれらが使えないと、不便さや心細さを感じる場面もあるでしょう。

もし現地でも日本と同じようにインターネットを使いたい場合は、VPNや海外eSIM、国際ローミングといった方法があります。

大切なのは「行ってから考える」のではなく、出発前にしっかり準備しておくことです。
安心して生活できるよう、早めに対策を進めておきましょう。

   NordVPNを出発前に設定する /

※設定は数分で完了します。渡航前に済ませておくと安心です。

ハルチコ
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